都響「作曲家の肖像」シリーズ フォーレ

http://www.tmso.or.jp/schedule/details/040428.html
何年かぶりにプロの演奏会を聴きにいきました。それも、自腹で。(笑)
次回の演奏会でフォーレの「ペレアスとメリザンド」をやることもあり、たまたま都響に知り合いがいてチケットが安く購入でき、また託児もあったので妻と2人で行ってきました。
やはりプロはすごい、と感じました。テクニックがすごい、というのはあたりまえでワタシなんぞが指摘するのは失礼、というものなのですが、とにかく残響がきれいなのです。最後に残る音のクオリティがぜんぜん違う。よって客の立場で言うと聴いたあとの印象がとてもイイ。これはわれわれアマチュアのプレーヤーでもできそうなので意識しようと思いました。
また、ピッチカートの響きもびっくりでした。ピッチカートとは弦を弓で弾かずに指ではじく奏法(ギターのようなものです)ですが、これが意外と難しいのです。タイミングがばっちり合っていないと音が鳴らない、バラける、のですが、これがはっきり聞こえてくる。
やはりプロとは「あたりまえだけどおろそかになりがちなことをあたりまえのようにやる」人たちのことをいうのだなとおもいました。ワタシはJava/IT技術のプロです。プロとしてやらなければいけないことは何か、もう一度考えてみたいと思います。と日記には書いておこう。
なお、パーピストが男性でした。男性のハーピストははじめてみました。ちょっと感動。