新兵を育てるには シリーズ2005 その1

今年も新卒教育の季節。でJavaを新人に教えるのですが、C言語のニーズも多いのです。
その理由として興味深い話が。

システム開発の泥臭い部分を経験させたい。Javaは言語の特性上不可解なエラーで動作しないということがない。とりあえず深く考えなくても動いてしまう。Cはきちんと考えないと簡単にメモリ破壊が起こってしまうし、不可解なエラーがバンバン起こる。そこで苦労してこそ真の力がつく。

一理あると思ってしまったが、考えてみると昔、Cで新人教育をやっていたころ、バグとりは講師がかなりやっていたような気が。いや、わかってはいるのです。新人に考えさせねばならないことぐらい。でも、あまりにもタコなのよ。もの知らないのよ。口出しちゃうのよ。

いい物を見せる、ってのもだいじだとおもうんですけどねぇ。苦労させることも必要だけど、必要のない苦労をさせるこたぁない。ただ、最近の若い者は物を考えなくなっているなぁと感じる今日この頃ってもう年か>俺。